今までモッツアレラチーズは、冷蔵庫から出してすぐの、キンキンに冷やした状態で、
トマトなどと併せて食べるのが一番美味しい食べ方だと思っていました。
でも、こちらのモッツアレラチーズの説明書には、「パックのまま人肌くらいのお湯で1分温める」、
と書いてあり、まずその食べ方にとても驚きました。
チーズの硬さも、水を切った木綿豆腐のような、少しパサついた硬さではなく、
半熟のゆで卵のような、プルプルとした滑らかな柔らかさで、
包丁で切った時に、中が真っ白ではなく、濃厚なクリーム色なのにも更に驚きました。
まずは何も味付けをせずにそのまま一口。
ふわふわの舌触りと、濃厚で優しいミルクの甘みが口の中に広がり、
丸々1個ペロリと食べてしまいそうになるところを、ぐっと我慢して、
次は天然塩とオリーブオイルと胡椒を足して、もう一口。
塩味とオリーブオイルの香りが加わっても、
ミルクの甘みは損なわれることなく、胡椒が後味のアクセントとなって、
チーズのフレッシュさが際立つ感じがしました。
今回はチーズが好きな5歳の息子と夫の3人で、夕食の1品として食べてみましたが、
ワインなどのお酒と合わせて少しずつ食べるのであれば、
途中で塩味を足した方が、より美味しく楽しめると思います。
今まで食べてきたモッツアレラチーズのイメージが変わる逸品でした。